太陽電池モジュール面の方位角による発電量の減少率

◆屋根レイアウトの問題点

　�@屋根の面が東西に多く、南側に少ない。
　�A家が南北の線から、30度振れている。（詳しくは「ソーラーパネル配置図」参照のこと）

◆太陽電池モジュール面の方位角による発電量の減少率の計算

　ここで用いた３．００ｋＷシステムの福岡での年間予測発電量（kＷh）は、京セラ株式会社ホームページの発電量計算サービスによる。

• 真南向き（方位角0度）
  　　傾斜角30度に２４枚すべて設置した場合を最大とすると、
  　　１７５Ｗ×２４枚＝４，２００Ｗ
  　　３．０ｋＷシステムを４．２ｋＷシステムに換算する
  　　３，００５kＷh（１００％）×４．２／３．０＝４，２０７kＷh←（ｅ）
  
  
• 我が家の場合
  
  • （ａ）西北西（方位角-120度）、傾斜角30度に８枚設置、
    １７５Ｗ×８枚＝１，４００Ｗ
    ２，３８３kＷh（７９．３％）×１．４／３．０＝１，１１２kＷh
    
    
  • （ｂ）東南東（方位角60度）、傾斜角30度に１２枚設置、
    １７５Ｗ×１２枚＝２，１００Ｗ
    ２，８１４kＷh（９３．６％）×２．１／３．０＝１，９６９kＷh
    
    
  • （ｃ）南南西（方位角-30度）、傾斜角30度に４枚設置、
    １７５Ｗ×４枚＝７００Ｗ
    ２，９５６kＷh（９８．４％）×０．７／３．０＝６８９kＷh
    
    
  • 以上、３方向の合計は＝（ａ）＋（ｂ）＋（ｃ）＝３，７７０kＷh←（ｄ）
    
  
  
• よって、方位角による発電量の減少率は
  ＝（ｄ）／（ｅ）＝３，７７０kＷh÷４，２０７kＷh＝８９．６％　となる。
  

◆結論、真南向きの場合に比較して、約１０％減ということになる。

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